放題はロジャーラビット、なので最初はこれがどの映画なのかわからなかったが、見 始めてからすぐにピンときた。確か10年前くらいだろうか。金曜ロードショーか何かで兄弟そろってみたのが初めてだと思う。最初のシーンはそれこそ王道の ワーナーブラザーズのアニメかと思いきや、そこから実写の世界が入り交じる奇妙な展開に。1988年公開の映画にしては、この実写とアニメの使い方がすご くうまい。というか自然。見ててあまりストレスを感じませんでした。個人的に。
ロバートゼキメスが監督を務め、製作の指揮にはスティーブンスピルバーグが。
主演はボブホスキンスです。
なんだか2作目の噂もあるようなのですが。。。
止めておいた方がいいと思います。
Story (Wikiより)
アニメーション映画スターであるロジャー・ラビットは今日もベビー・ハーマンと共に映画撮影の真っ只中。しかし、いつもの調子が出ずNGを繰り返してしまう。ロジャーの妻ジェシカが浮気をしてるのではとの噂があるからだ。一方、探偵のエディ・バリアントは、かつてトゥーンに関わる仕事が大好きだったが、一緒に探偵をやっていた弟をトゥーンに殺害されて以来、アニメを憎んでいた。
エディは映画会社の社長にジェシカの浮気現場を押さえるように依頼される。そして証拠をつかみ、ロジャーに見せた翌日、その浮気相手が何者かに殺害 された。金庫を頭上から落とされる、というアニメのような手口で。そしてその手口は、エディの弟がピアノを落とされて殺された方法と同じだった。
この事件に、ドゥーム判事が乗り出した。彼はトゥーンたちを嫌い、トゥーンを元の絵具に戻してしまう「ディップ」を発明。容疑者であるロジャーを絵具に戻してしまおうとする。一方で、この事件にはトゥーン・タウン全体の運命がかかわっていることが明らかになっていく。
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みなさんご存知の通りこの映画の舞台となったトゥーンタウンはディズニーランドに作られて、設定もそのまま使われているそうです。 意外とこれが元ネタって知らない人多いのではないでしょうか?
ポップなシーンに目がいきがちなのですが、意外と細かい描写はエグかったりします(笑
こういったコンベンショナルなアニメの特徴は何でしょう?
How are they similar in therms of story structure?
明らかな、 1.set-up 2.conflict 3.resolution という伝統的ライブアクション映画と同じ特徴を持っています。
そしてあるキャラクターのアクションに対するリアクション。これも非常にはっきりしている。
一方、違いはなんでしょう?
それは全てが制作者によって「作られている」こと。 Everything is created.
そしてディレクターはそのキャラクターに対する絶対的な操作権を持っている、ということだと思います。
ただ、全てが裁量次第、ということはそれなりに表現や設定が難しくなってきます。
自然な描写、が勝手に描かれるわけではないのです。
つまり製作者の選択の全てが熟考された末に導きだされた明確な意図に基づく物であるということです。
大げさなうごきや描写を補完するサウンドトラックなどなど全てです。
アニメとはいえ、伝統的なハリウッドスタイルを踏襲していると言えるのがおもしろいところでしょう。
それではご覧ください☆
Who Framed Roger Rabbit part 1
1988年アカデミー賞