☆速報☆iPhoneキラー大本命NexusOne発表!そのときUstreamは?

ついにiPhoneキラー大本命と言われるGoogleのNexus Oneが日本時間の今朝4時頃発表になった。時代が変わったのを本当に強く感じたのはそれを見たのはテレビの衛星中継でもラジオでもなくUstreamの実況中継+Twitterだったということだ。自分がUstreamに参加したのは発表になってからしばらくたってからだったが、既にいくつかある動画のうちの一つにも関わらず参加者が1万を超えていた。


スペック等のまとめ

・3.7インチの480*800のディスプレー
・1GHz Snapdragonプロセッサー
・トラックボール搭載(iPhoneで言うホームボタン部分)
・光学、近接センサー、電子コンパス、GPS、加速度センサー
・厚さ 22.5mm 、重量 130g, 5 Mega pixel camera、LEDフラッシュ
・オーディオはBluetooth ノイズキャンセリング機能付きマイク
・Live wallpaperという水のような壁紙(この辺りの挙動はスムーズだった)
・画像フォルダのスクロールが3Dっぽかった
・音声認識はどのフェーズでも使える
・その他Googleアプリとの連携

その後Googleアースのデモへと移った。
サクサク画面が切り替わる模様は圧巻だった。ただiPhoneと異なるのはピンチアウトなどの方法ではなく画面左部のスクロールバーを動かすことでズームイン、アウトを調節していた。このあたりはUstreamのチャットでもずっと議論になっていた。ちなみにこのデモの最後は「Mount FUJI」だった。ここは私も吹いたw なぜ富士山。そして拍手。



その後はプレゼンターが代わり、具体的な料金体系やネットワークに関するプレゼンが始まった。Googleとしてはこの端末を「Superphone」と位置づけて、一連のシリーズとして展開していく予定らしい。つまりこれが完成系というわけではないということ。現在、Nexus Oneは英国でSIMフリー、そしてアメリカ、香港、シンガポールで購入可能である。アメリカではT-mobileからの発売とのこと。契約条件付きで$179。そしてSimフリーは$529。

残念ながら日本を始め多くの国ではまだ購入できない模様。

運良く(?)私は英国在住なので購入画面を開くことができた。





URLはhttp://www.google.com/phone/

なんかすごいぞ。。。



VerizonとVodafoneは春からの対応。このあたりも広がりを見せそうなのはさすがGoogle。



購入にはGoogleアカウント等が必要となる。


☆まとめ☆
基本的なスペックはこれといって革新的なところがあるわけではない。全体として非常に完成度が高い物ではあると思うが、個人的にはHTCの端末というのがそう思わせているのかどうかは定かではないが、ぐっとハートを掴むような何かが残念ながら無かった。プレゼンテーション自体もそこまで華やかなものではなかった。そういう意味では今回のこのNexus Oneの発表はあくまでGoogleにとって彼らのスタンダードの提示という色合いが強いような気がする。アプリ領域が512MBである点やデザリングがまだ未実装な点に不満もあるようだが、おおむねTwitter上などでは好評であったようだ。2010年にもしかしたらソフトバンクからもこれが発売されるかもしれないが正直なところ「今すぐ欲しい!」という感じではない。むしろiphone4.0やiSlateの方が気になってしまうのは自分がApple信者だからなのか。いずれにせよ、Googleが本腰をあげてガジェットの販売にのりだしたということに変わりはないので、これからの市場に大きな変動をもたらすことは確実だろう。