今だからこそ後から読むサービスを見直してみる。Read it Laterに回帰する理由。

サービスの見直し


最近デリシャスがサービスを中止するのではないかという噂が流れたのは記憶に新しいところだが、昨日まで使っていた便利なサービスが次の日にはなくなってしまう可能性があるのだということを再認識させられた出来事であった。もちろん自分もなにか一つのサービスに依存している、ということはない。しかし写真なんかはほとんどFlickrにアップしていることもあり、Yahooの動向は非常に気になる。


そう言った意味では似たようなサービスをいくつか選択し、バックアップのように分散させるのはリスクマネジメントとしては当然のことかもしれない。

例えば、写真アルバムなら



あとから読むサービスなら





ブクマサービスなら




などいろいろあるはずだ。

その中でも今回は、あとから読むサービスであるInstapaperの見直しをすることにした。instapaperはその美しいインターフェイスでずっと一軍メンバーだったのだが、最近少し不満に思うことがあった。 

不満点。


それは同期の遅さである。RSSリーダーやTwitterで閲覧している際にガンガンあとから読むサービスに送っていくのだが、さあ読もう、となってからまた待たされるのはかなりストレスである。

その点Read it laterは

ロードがとにかく早い。

フォルダわけや、RSS書き出しなどの機能はないが、読むだけならそれこそこれで事足りてしまう。


さらには今までウィークポイントだった外部連携も強化された。メールで記事の全文を画像付きで送ることができるようになった。これはなにを意味するかというと、スムーズに、かつ、整形された状態でevernoteに記事を送ることができるということだ。メール転送ならオフラインでもボックスでペンディング状態に入るため、オンラインになればevernoteに送信される。



さらに、instapaperとは違うベクトルに向き始めたread it laterは、記事内に埋め込まれた動画もオフラインで再生できるようになった。これは嬉しい。


このあたりオフラインを意識せずにチェックできるというの、地下鉄ユーザーやiPad、iPod touchユーザーには本当にありがたいことである。

さらに、ページ内に埋め込まれた画像はタップすることでオフラインでも拡大表示することができる。ブラウザを開く必要がない上に、画像だけのビューワーが開かれる。


最低限の機能に関しては、instapaperと差がないのでここのローディングの速さはかなりポイントが高いと言える。

もうひといき。


もちろん好き嫌いはあると思うのだが、久しぶりにこの手のサービスを見直して見るのもいいかもしれないな、と思わせてくれた。要望をあげていったらキリがないが、自分の使い方には何があっているのか?ということを見直すのは、ライフスタイルの変化と共にツールの使い方も変わることから必須であると思われる。

あとはプラス600円で使えるようになるダイジェスト機能がどうなのか気になるところ。(あとはたまにおこる文字化けをなんとかしてほしいところ)

Read It Later Pro 2.3.1(iOS 4.0 テスト済み)(¥350) for iPhone

iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1 以降が必要
Read It Later Pro 2.3.1(iOS 4.0 テスト済み)
カテゴリ: ニュース
価格: ¥350 App
更新: 2010/12/18

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