iPhone、iPadアプリ大賞2010レポ。来年のタブレット市場の行方は?[EVENT]

丸の内は慣れません。



今日は12時に集合してお昼ご飯を丸の内で食べた。
昼ご飯からこんながっつり食べるのも久しぶりだったが、お昼に魚とたっぷりの白米をほおばれるのは幸せなことだ。


打ち合わせをして、その後新しくオープンしたハーマンミラー社のショップを覗いた。



わかってはいるがどう頑張っても手の届かない価格の椅子。しかしデスクとの組み合わせで試させてもらったのが本当に快適で、一級品のすごみを体験した。

(あとから思い出したのは普段オフィスで使ってる椅子がアーロンだったという罠)


そのあとはお台場に移動し、2010年iPhone、iPadアプリの大賞を決めるイベントに参加した。

今年一番のアプリを決める!


iPhone・iPadアプリ大賞2010!! TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty
2010 12 12 [Sun] 2010年iPhone・iPadアプリ大賞を勝手に決める今年のiPhone・iPad現象総括イベント!! iPhone・iPadアプリ大賞2010!!


ノミネートされたアプリは今年に発売されたiPhone、iPadのアプリケーションで、最終のプレゼンテーションには11個のアプリケーションがあった。

プレゼンターはこちら。

面白法人カヤック
株式会社鳥人間・久川真吾
Eagle株式会社・Founder 藤永 真至
 エムロジック株式会社 関根元和(CHEEBOW)
一心 坂倉勉@するぷ
株式会社たちこぎライダー・土井大輔
Skip Note Studio
drikin、ooba、hirata
成瀬つばさ
株式会社ムームー
株式会社トゥーエイト


その中に和洋風の中の人、するぷさんのするプロもあった。

それぞれ短い持ち時間のなかで、アプリの魅力を説明。。。しているはずなのだが、プレゼンテーションが若干力不足だった感が否めなかった。

その中でも特に気になったのは以下のアプリ。

dPad HTML Editor 1.0.38(iOS 4.0 テスト済み)(¥800) for iPad

iPad 互換 iOS 3.2.2 以降が必要
dPad HTML Editor 1.0.38(iOS 4.0 テスト済み)
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥800 App
更新: 2010/11/29

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リズムシ 1.0(無料) for iPhone

iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.3 以降が必要
リズムシ 1.0
カテゴリ: ミュージック
価格: 無料 App
リリース: 2010/05/28

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そしてするぷろ

りずむしは完全に頭一つ抜けていたので大賞を見事受賞。
プレゼンの見せ方も地味に一番うまかった気がする。

その後のパネルディスカッションでは審査員の方々のトーク。
今回審査員を務めたのは以下の四名。

Appbankの編集長 宮下氏
Lifehacker.jp 尾田和美氏
ITジャーナリスト 林信行氏
ブロガー ジェットダイスケ氏

@Appbank氏の話


ディスカッションの中で来年はどうなるか?という話題のときに、宮下氏からこんな話があったのが非常に興味深かった。

来年はもっとAndroid等を搭載した他社のタブレット端末が売れて欲しい。

最初はどういうことだ?と思った。
iPhone、iPadアプリをオススメするAppbankではないのか?

しかしその後その謎は解けた。

iPadはそもそもプロモーションもなげやりというかApple自体がイメージ的なプロモーションはするものの実質それで何が出来るのか、どんな使い方ができるのかという使いこなしに関してはまったく言及がない。アプリにも依存しているがそのアプリもAppstoreでリコメンドが付く程度。

iPadは本当に全く新しいデバイスであることは間違いない。でなければこんなにみな使い方で戸惑うだろうか?

戸惑うということがiPadが全く使えないガジェットということになるわけでもない。
使いこなしている人はそれこそ本当にそれがなければ生活がなりたたないくらい使い倒している。

ということは圧倒的に不足しているのはどう使えるかという情報であり、iPadをはじめとしたタブレット端末にはまさにそれが必要なのである。

そのあたりを国産のメーカーがひっくるめてプロモーションを行うことでタブレット端末が認知だけでなく、家電として、人々の生活に染みこんでいくのではないだろうか。

そうなって改めてiPadの魅力を再認識できるようになるのではないか、そんな話だった。

林信行氏のiPadは鏡だ、という定義もすっと入ってくるフレーズだった。

そんなこんなでまた休みらしい休みができなかったものの、有意義な週末を過ごすことができたのだ。


おしまい。