Amazonが電子書籍市場の土台を作るのか?

電子書籍市場の行方



アマゾン、今度は電子書籍の読み放題サービス?
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/22155

今日はこの記事に関して考察。


前回電子書籍に関するエントリーをしたわけだが、その中でしっかりと電子書籍がマネタイズできるビジネスモデルを、という議論をした。

今回のAmazonの取り組みは別のアプローチを私たちに提供してくれる。手元においておきたい本とそうでない本との違いは当然あり、似たようなモデルとして、AppleTVを使った映画配信がある。同様に読める期間や権利に課金するというのはありなのではないかと思う。

それこそ、作品一つ一つに価格を設定し販売することが、従来の書籍販売モデルからしたらわかりやすいが、いかんせんお金にならない。お金にならなければコンテンツは充実しない。

ここで重要なのはコピーできない、影響にデータが残るわけではない、という不自由さがあっても、それを凌駕する利便性があればユーザーはついてくるという点である。

いずれにしても、消費者ベースの議論でマネタイズの手法が確立されることが最重要課題であることは間違いない。