いつのまにか無料になってた!
以前「興味ある〜」ということで取り上げていたBaby Scratchだがいつの間にやら無料になっていた。これは落とすしか無い。同じ会社のものでFlare Scratchという曲のアップロード機能の付いたものもあるが、スクラッチの練習という意味ではこれでも十分だろう。百聞は一見にしかず。この動画をご覧頂きたい。
さて早速チャレンジ!
起動してみよう。
最初の画面がこれ。
各パーツは以下のような働きをする。
Loopボタンの中に収録されている曲はどれも定番どころでスクラッチの練習にはもってこい。中々いい曲揃いだ。さらに、ネタレコードの方に収録されてる音ネタも定番はおさえてある感じ。とてもいい。
さらに注目すべきは左下のレコードボタン。
これで声や音声をマイクで拾って音ネタにすることができる。
誰かのボイスをスクラッチする、なんてオモロー。
それではどのように遊べばよいのか?
適当にキュッキュやっていても十分楽しいのだが、少し練習が必要だ。
文字での解説に挑戦!
理解するのがかなり大変かもしれないが文字で基本をご紹介する。
この解説において
青色文字=トランスフォームボタンが押してある ミュート状態
赤色文字=トランスフォームボタンが離してある 聞こえる状態
オレンジ文字=レコードを準方向に動かす
緑色文字=レコードを逆方向に動かす
を意味している。それでは始めよう!!
Step.1
- 自分の好きな音の一番最初の音で待機(再生中)
- フェーダーは操作せずに音が出る状態のまま、音のある幅の分だけコスってみる。(ズキュズキュって音がなるはず)
- どちらの指でも練習してみる。
- 音を正確にズキュ ズキュ ズキュ・・・・・・・って何度も繰り返して安定したリズムでできるように練習する
これはレコードを送る→戻す→送る→戻すの繰り返しだが、最初は繰り返していると最初の位置がずれてくる。これがズレなくなるように練習!
5. もしこれがうまくできなかったらターンテーブルを停止した状態で2〜4を練習!
これが最初のステップ。
Step.2
- 長めの効果音が入っている部分の最初でキュー!(待機)
- トランスフォーマーボタンを押して音を切っておく。右上のボタンをおして音楽再生。
- そのかかっている曲に合わせて
トランスフォーマボタンを離す
↓
レコードの指を離す(ネタの再生)
↓
トランスフォーマボタンを押してレコードの音を消す
↓
レコードをネタの頭まで戻す
ボタンを離すのと、レコードの指を離すのはほぼ同時である。逆も然り。
これを繰り返す。つまり、レコードの中に入ってる音が「でぃーじぇー!!」っていう音だったとしたら、カウントで、
例:1→2→3→でぃーじぇー!!→5→6→7→でぃーじぇー!!
(青がトランスフォーマボタンを押してるミュート状態。赤がリリースして聞こえる状態)
とやるとぽくなってくる。5、6、7の間に指を先ほどのスタート地点まで戻すことと、戻している間は逆再生音が聞こえないようにミュートしておく、というのがポイント。
Step.3
今回の最後のステップは、先ほどのネタをリリースする直前に二回コスリを入れる方法だ。コスリと言っても直前に前、後ろ、と動かしてから離すだけである。
そうすると、音が「ず、きゅ、でぃーじぇー!!」となるはずだ。
例:1→2→ず、きゅ→でぃーじぇー!!→5→6→ず、きゅ→でぃーじぇー!!
(オレンジがレコードが前に動いている時、緑が後ろに戻してる時である。)
できただろうか?
あとは思うがままにレコードを音に合わせてこすってしまえばおkである。まだまだいろいろなテクニックがあるのだが、これはこれで十分楽しむことができる。
★まとめ★
もちろんバイナルレコードとは全く別ものであるし、こんなものおもちゃだー、という人もいるかもしれない。しかし、収録されている音がかなりちゃんとしていることを除いても、iPhoneでここまで遊べるのはすごい。しかも無料。今回文字でなんとかがんばって説明してみたがここがどういう意味かわからない!などあったらTwitterでお気軽に質問して頂きたい。以上をふまえた上でこの動画を見ると何をやってるのかすこしだけわかるはずだ。