私もよく以前はチェックしていたWildfire。
Facebookで簡単にキャンペーンを行うことができるアプリなどをサービスとして提供していたその会社が、少し前にGoogleに買収されました。
最初はどーして?!と思ったのですが、次第に
あー、そりゃFacebookと繋がりの深いサービスを取り入れることで、Facebookの牙城を侵食することができるもんな、と思いました。
ただ、こちらのエントリーに書かれている四番目は妙に納得してしまいました。
SEO Japan » Googleがソーシャルメディア管理ソフトWildfireを買収した4つの理由
どの業界もコンペティターが増えることで価格競争が起こり、サービスの差別化や独自路線などが見られるようになるのですが、これはそもそもの話が違います。自らの機能を拡張するというよりは、先に競合の芽を摘み取ってしまい、その界隈でのビジネスがそもそも成り立たないようにしてしまうというもの。
これをされてしまうとその他大勢の新興勢力はたまったものじゃないですよね。
新しい時代のフリーミアムは考え方がそもそも違って、無料にして広告で、とかではなく、無料にしてしまってビジネスとして抹殺し、それ以外の選択肢を無くしてから外堀からお金を集めて行くようなモデルなのかなぁと思い、同時にそれが近年のGoogleのやり方なんだなぁと改めて気づかされました。
にしてもすごいな。