とある男子の超便利端末。iPad使いこなし術+おすすめアプリ

ipadのある暮らし

iPadの利用シーンや利用スタイルは本当に人それぞれ。しかし無数にあるアプリの組み合わせによっておのおののスタイルに落とし込むことができるのはiPadの大きな魅力。

今回はフィクション(ノンフィクション?)のiPadと過ごす一日、という設定でiPadの使いこなしをご紹介。一日の流れ、利用シーンを見ることで、あなた自身の生活の一部にももしかしたら活用できるかもしれない。

朝もさくっと。

◆AM 7:00  起床               


起きたらまずメールアプリを起動してメールチェック。Gmailと一緒にイギリスのアカウントもチェック。時差があるのでこの時間の確認は前日のものだ。歯を磨いたり身じたくをしている間にReederを起動して未読をロードしておく。そして今日の天気はそら案内で確認。よし、晴れだ。

そら案内 for iPad 1.1(無料)

更新:2010/06/24
そら案内 for iPad 1.1
カテゴリ: 天気
価格: 無料
iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
App

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Reeder(iTunesStoreで見る)

Reederに関してはランドスケープモードが絶対おすすめ。

ランドスケープにで記事を読みながら、左手の親指で記事をどんどん繰っていく。右手で本文をスクロールする。このインターフェイスが実に気持ちいい。

◆AM 7:30  出発・電車内           


電車内では頑張って座るか壁にもたれる様に使いたいので車内におけるポジション取りが重要になってくる。朝はRSSのチェックとTwitter、そして先程のMailの返信などで30分の乗車時間は終わってしまう。時間が余れば仕事の書き物を進める。Twitter用のクライアントは、はまだ至らぬところはあるがかっこいい、という理由でTwitter for iPad。

Twitter 3.1.1(無料)

更新:2010/09/07
Twitter 3.1.1
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: 無料
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1 以降が必要
App


かっこいい、という言葉だけですませたが、このアプリはツイートにふれると発言が勝手に読み込まれてしまう、という特徴持っている。そこが難点でもあるのだが、それを使いこなす方法もある。

それはサブアカ運用でTwitterをRSSリーダーのように使っている場合、このTwitter for iPadは最強である。なぜなら、気になる記事をTL上に流れるタイトルからばーーっと目を通し、興味のあるツイートをタップ→すぐに記事が読み込まれる というRSSリーダーそのもののような使い方ができるからだ。

文章作成の方法はまた別エントリーでご紹介するが、下書きをSimplenoteとduetで行い、レイアウトも含めた作成はPagesで行う。duetのダブルブラウザの左側で資料集めしつつ、右側にSimplenoteのウェブ版を開いて打ち込んでいく。


もしくはSimpletext.wsを開いて、iPadのアプリでは後述するTaskPaperを使ってもいい。WriteroomのiPad版が望まれる。現時点ではタグ付け、そして文字数カウント、スムースな同期ができるSimplenoteに軍配。

Duet 1.2(¥350) for iPad

iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
Duet 1.2
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥350 App
更新:2010/08/25

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Simplenote 3.0.3(無料)
更新:2010/09/08
Simplenote 3.0.3
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
App



Bluetoothキーボードを推奨する人もいるが私は完全にソフトウェアキーボード。ほぼうち間違えはない。多少スピードは落ちるが、予測変換がうまく働いてくれれば、かなりのスピードで打ち込んでいける。

なにより電車の席に座りながら、膝に重たいノートブックを乗せずに、しかも電車に乗ったら即起動し、そして下車駅ギリギリまで作業できるのはうれしい。直前までやってスリープすればいいのだ。エディタ系はホームボタンを押しても途中からリジュームしてくれるからマルチタスクでなくてもさして問題ではなかった。

仕事前にその日のプレゼンの為のスライドを手直し。使うのはKeynote。

Keynote 1.1(¥1,200)

リリース:2010/05/26
Keynote 1.1
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,200
iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
App

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Keynoteでよほどグリグリ動かすようなスライドでなければ一から作ることができる。Keynoteでのコツは、

  • 画像系はクラウド、もしくはオンラインストレージから引っ張ってきて、スクショをとり、編集する。
  • Google画像検索、Naver画像検索を利用し、カメラロールへ。
  • 構成はTaskPaperで作ってから作成にとりかかる
  • スライドをプロジェクタに移すときは、画面長押しでポインタが出現
移動中にスライドが作れ、編集できるのは非常に便利だ。直前までリハーサルもできる。ノートパソコンを持ちながらでは無理だが、A4サイズのiPadなら手に持ちながら練習しても違和感はない。

◆AM 8:00  仕事スタート            

ここからは基本的に好き勝手やる時間はないのだが、お昼など時間があればblogなどを見れるし、Mailのチェックはスムーズに行える。ランドスケープ推奨。

家に置き忘れてしまったファイル、書類などはZumoCastやDropBoxなどのクラウドサービス&アプリを使えばノープロブレム。

参照:
ZumoCast - パソコン上のファイル、ミュージック、ビデオをストリーミング、ダウンロードも可能 by apptoi

ZumoCast 1.0.1(無料)

リリース:2010/09/08
ZumoCast 1.0.1
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
App


ファイルの閲覧はもちろんのこと、ファイルをGoodReaderで開く=ローカルに保存することも可能である。時間があればこれを使って動画も音楽も楽しめる。

◆PM 5:00  仕事終了               

帰りの電車だ。大抵座ることができるので、例によってオープン・ジ・アイパッド。ちなみに私が使用しているケースは純正のもの。

汚れが云々言われているが、(゚ε゚)キニシナイ!!
というかホントそこまで汚れないので気にならない。
なによりもこのスマートさがお気に入りである。

これが電車で座っている時、バッグを間に挟んでその上にipadを置く様にして使うと本当に快適

絶対にオススメしたい。
縦で持つ時もグリップがきいてイイ感じ。

さて、帰りも書き物の続きをしなければいけないところだが、少し気分転換のために漫画を読む。

使っているのはi文庫HD。これ一択。

i文庫HD 1.04(¥800)

更新:2010/08/03
i文庫HD 1.04
カテゴリ: ブック
価格: ¥800
iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
App

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スキャンしたものをdropboxに圧縮した形で入れておき、読みたいものだけGoodReader経由で読み込む。この流れは本当に素晴らしい。ちなみに最近はPlutoを読んでいる。

GoodReader for iPad 2.8.4(¥115)

更新:2010/08/16
GoodReader for iPad 2.8.4
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥115
iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
App

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書き物に戻る。

資料を集めなくてはいけないがこれも焦らない。

Safariで閲覧し、Instapaperのブックマークレットを使いガンガン落としていく。

ポイントはInstapaperはウェブ版も積極的に使うことだ。マルチタスクない現状、Safariが神なのだ。

ブラウザで

  1. 資料集め
  2. 保存・閲覧
  3. インプット
  4. クラウドで同期
の全てができてしまう。Simpletextとのコンビネーションも素晴らしい。

構成などはTaskPaperを使うこともできる。文章に階層ができることで一気に作業がはかどる。iPhoneのWriteroomとの同期が嬉しい。iPhoneしか使えない状況ではWriteroomで文章を打ち、iPadでは全体を俯瞰しながら文章を作成できる。

参照:
TaskPaperが便利すぎる!シンプルと自由度が決め手のタスク管理アプリ! by ひとぅブログ

TaskPaper — Simple to-do lists 1.2.4(¥1,200)

更新:2010/07/09
TaskPaper — Simple to-do lists 1.2.4(iOS 4.0 テスト済み)
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,200
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
App


Taskpaperはその名の通り、タスク管理も可能である。メモとしても優れているので、Todoが生じた時点でさっと入力し、すぐさま同期できる。このアプリは使うユーザーによってその姿を変えることができる、シンプル故の奥深さを持っている。


またEvernoteも積極的に使いたい。これもかなり使いやすい。

Evernote 3.3.9(無料)

更新:2010/08/31
Evernote 3.3.9
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
App

閲覧はもちろんなのだが、入力もスムーズ。Evernoteがやっと「ノート」らしくなった。
従来のインプット偏重スタイルから、Evernoteを使って積極的に文章を入力していく=アウトプットしていくことができる。画像もこの通り見やすい。画像付きのウェブクリップの閲覧もこれでラクラクだ。

スクリーンショットや写真などを編集したい場合はこれ。強力な画像編集アプリだ。

Photogene for iPad





App

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画像加工に必用な一通りのフィルタ、ツールが揃っている。文字入れなどもできるので便利。

◆PM 7:00  友人と合流。夕食。               

 前日のうちに一眼レフで撮り溜めたヨーロッパの写真を、カメラコネクションキットで読み込んでおく。この流れも鳥肌もの。美しいだけでなく見やすさも段違い。Mac版のiphotoなんかより全然である。


これで友人に土産話一緒にフルスクリーンでスライドショーを見せる。

臨場感や空気感まで伝わる。


◆PM 9:00  帰路               

帰りの電車ではアプリのチェックをする。

使うのはもちろんAppbank for ipad。
ちょっとの違いがここまでの差を生むのかと思わせてくれたアプリ。

気持ちの良いインターフェースを持っている。

AppBank for iPad 1.01(無料)

更新:2010/06/16
AppBank for iPad 1.01
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
App

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◆PM  10:00  帰宅               

帰ってからは、ラフな格好に着替えてソファでiPad。

家でもマックブックは使わない。

ブラウジングの快適さと、それをどこでも実現できるのはこの端末ならではだ。家ではWi-Fiなのでそのサクサク感に拍車がかかる。ちなみにソファやベッドでSafariを使う時は、「縦持ち」がおすすめだ。ウェブサイトがとても綺麗に見える。

◆ワンポイントアドバイス◆
ホーム画面をぺらぺらとめくりアプリを選ぶ機会はとても多い。iPhoneと違い、iPadの画面は大きい。それゆえページ遷移が手ごと動かさないと。。。と思ってはいないだろうか。iPadのページめくりの極意は、

利き手側の画面角を、親指でこするようにめくるべし!

すると少しやりすぎなくらいはやくページをめくることができる。お試しあれ。

=========

もう一つ特筆すべきはYoutube。最適化されているので、動画間の遷移も楽で、なによりあの画面で動画を見られるのは嬉しい。WIFI下ではHD動画が楽しめる。

そうこうする間に眠くなってきた。

ここまでiPadの充電が切れることはない

あともう一点、私は3Gのプリペイドプランで使っている。

その理由は、

  • 日本にいない時は、その国のipadシムをいれたらシムフリーなので使える。 
  • いつでもネットワークに繋がる快適さは捨て難い
 後者はかなり大きいと実感している。Pocket Wi-Fiを起動する何秒が無いことで生まれるものは大きい。iPhoneではなくiPadを使おうという気にさせてくれる。

本当に買ってよかったと思わせてくれるデバイスだ。


◆AM 0:00  就寝               

 私のとある一日はこんな感じ。

それではおやすみ、iPad。


★まとめ★

おすすめのアプリはまだまだある。一回では紹介しきれない。

しかし上記のような一日だと、このようなアプリの使い方ができると思う。

いかがだっただろうか。
あなたの「iPadのある暮らし」もぜひ教えて頂きたい。
これからもっとユニバーサルアプリやiPad対応アプリが登場することで、きっとその活用シーンは広がっていくだろう。

おまけ★

最後に私の現在のホーム画面をご紹介。
ここにあるアプリは本当にどれもおすすめである。折に触れてレビューしていきたいと思う。