Evernote、大辞林、Twitter連携!辞書を引いた後に復習しやすくする方法☆[情報整理術]


辞書アプリをもっと使おう!


iPhoneアプリの中では中々高額な辞書アプリ。これをもっと使おう!というのが今回のテーマ。現状、Twitter連携が可能なアプリは大辞林のみであるので、今回は大辞林に限定した使い方のご紹介だ。ただ、今後他のウィズダムなどの英和、和英辞書にもこれが実装されるともっと快適な調べものができるようになる。



調べたら調べっぱなしで終わらない!

大切なのはとにかく調べたものは“つぶやく”こと!
自らの無知を晒すのはとても勇気のいることだが、それを知ることが自らを前へと進めてくれるはずだ。

下準備!

今回、先に設定しておかなくてはいけないことは以下の流れである。

  • 自分の大辞林の呟きのRSSを取得
  • そのRSSをEvernoteへメール転送
以上だ。

まず、自分の大辞林の履歴つぶやきだが、ハッシュタグが元々あるので、
例:「KAZUGIMI daijirin」
と検索すれば自らの呟きだけが表示されるはずである。
つまり、そのRSSはこの場合では
http://search.twitter.com/search.atom?q=kazugimi%20daijirin
となる。右下にRSSを取得する為のボタンがあるので、そのURLをコピーすればよい。
それをFeed burnerでEvernoteへ飛ばす。

登録後 集客支援→メール設定 をする。
この辺りの流れはコチラのサイトがわかりやすいので参照していただきたい。

アウトプット はFriendFeedで集約しevernoteに蓄積することにした-後編-

http://pei.seesaa.net/article/124343226.html

ここでのポイントはメール転送の時のタイトルを、
「○○○ @ノートブックの名前」
に設定しておくことである。これは最近実装されたEvernoteの機能で、タイトルの後にある@で始まるものをノートブックへの転送タグと判断し、自動的にそのフォルダに飛ばしてくれるという便利なもの

http://lifehacking.jp/2010/03/email-to-evernote/

私は単語系は全て「@Dictionary」というフォルダを作ってそこに飛ばしている。@INBOXというフォルダは常に空に!ということを心がけているからだ。この辺りはGmailのフィルタと感覚的には近い。
これで準備OKである。
あとはガンガン調べてガンガンつぶやくのみ!

やってみよう!

まず大辞林で調べる。
Twitterの設定は左下の「設定」から。こんな感じで認証を済ませる。
 季語を調べてみよう。
 解説文を挿入、を押すとこのように説明文が追加される。
Twitterから見るとこんな感じ。わかりやすい。ここでのポイントは、検索を上記で述べたように「アカウント名 daijirin」とする。そしてその検索結果を保存しておく。



これが検索結果画面。自分がどんな言葉を調べたのかツイッターの検索から復習することができる。
さらにこの検索結果のRSSを上記の方法でEvernoteに飛ばすことで。。。
 Evernoteからも復習できてしまう。
転送される全てのノートはメインのノートブックではなく、指定されたノートブック(私の場合は@Dictionary)に飛ばされる。つまりあとから整理する必用がないので、Evernoteの一つのノートブックを「単語帳専用」にすることができるのだ。うーん、ラクチン。
  私のEvernoteは今こんな感じ。溜まってきたらマージして一つのノートにしてしまっても構わない。

いや、こんな面倒なことやらなくても

そう、早くもここまでの内容に突っ込みをいれたい方も一杯いらっしゃるはずだ。

なにもそこまでしなくても、履歴とかブクマの機能が大辞林にはついてるじゃん。

そう、その通りだ。
ではなんでこんなことをするのか。

ウィズダム等の英和和英辞書にも。。。


ここからはもはや先の話になってしまうのだが、仮に物書堂さんがウィズダムなど他の辞書アプリでも全てTwitter連携を実装したとしたら、各アプリ内蔵のバラバラの履歴をチェックせずに、Twitterの検索、もしくはEvernoteから復習することができるのだ。

これを読んでいる皆さんはきっとちょこちょこEvernoteやTwitterをいじっているだろう。単語の意味を暗記するには反復練習しかないのだ。ぱっと見て思い出せるようだったら消していい。「えーっと、あれ調べたんだけどなんだっけ?」を、防ぐには復習がもっとも堅実な道であるはずだ。

★まとめ&物書堂さんへのお願い★

「記憶を一本化する」ということが流行ってもてはやされているEvernoteだが、実際問題どんなシーンで必用かということを考えると、本当の意味で「後から参照したい情報」を一本化することではないかと思う。例えるならば、自分の単語帳が小分けになって引き出しのどこに入れたかわからない、という状況よりは、一つのバインダーの中にまとまっているほうが復習しやすい、という単純なものである。

最後に、物書堂さん。
どうかウィズダムにもTwitter連携を、

よろしくお願い致しますm(_ _)m